どうも、ハイネ君です。

介護離職でホームレスになった方がいるっていうことは、以前の記事にも書いて警鐘を鳴らしてきたつもりですが、今回は本当にホームレスになった方を具体的に見ていき、どうしてそうならざるを得ないのか、どのような対策などが必要かなどを書いていきたいと思っています。

では、ハイネ君、始めます。

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介護離職の現実!年収1200万男性の悲劇


まずは、年収1200万円の男性がホームレスとなった経緯をたどっていきます。

大手百貨店で働いていた男性は、管理職となり年収は1200万円になっていた。休日はスキーに没頭するなど独身貴族の生活を満喫していたが、転機は咽頭ガンを患う父の面倒を見るため、介護離職をしたことだった。

ちょうどその頃、百貨店側も早期退職を募っている時期であり、とても悩んだがその流れに乗り退職を決意した。退職して2週間後に父は他界、手元には退職金と預貯金等で2000万円はあったとのこと。

その後、精一杯の葬儀をしお墓を建てている。その費用あわせて850万円。次に母の介護も始まり、認知症の為高額商品を次々と買うので、想定外の出費が続いた。

知人の紹介等で仕事をしたが、不況のあおりを受け退職、次の仕事先は給料未払いをするような会社だった。母も亡くなり最低限の葬儀をしたが、そこで貯金は底をついた。

月5万5000円の家賃を2ヶ月滞納した時、家主に追い出される形で公園で寝泊りすることを余儀なくされ、男性はホームレスとなってしまった。(抜粋:東洋経済ONLINE)

この記事を読まれている方は、必ずこちらの記事も読まれたほうが良いです。介護離職問題について詳しく書いており、最後に紹介する記事とも違った内容を載せています。「介護離職ゼロ」はまだ遠い?仕事と介護両立の現状。

介護離職の注意点・対策を解説!


この事例に対しても様々な意見があります。「なぜ年収1200万もある会社を辞めちゃったの?」「普通は離職した後の生活が困ることぐらい想像できるでしょ?」などなど、ハイネ君もちと驚くぐらいの厳しいコメントたちが寄せられていました。

ハイネ君は以前に介護離職の記事を2つほど書いていて、介護離職してしまう、介護離職にまで陥ってしまうマインドについては、ある程度理解しているつもりです。

普通はコメントを寄せた人たちみたいに「何も、辞めなくてよくね?」「辞めたあとの想像ぐらいできるでしょ?」みたいな意見、わかるんです。ただ、当事者にしかわからない”空気”が存在するんですね。その”空気”が問題なわけです。

離職する人たちも突然辞めるわけではなくて、ちょくちょく休みをもらうようになったりして、職場に迷惑かけてるなぁ~って思いが徐々に強くなっていきます。介護を支援する制度はあったとしても、介護休暇なんて取りづらくてしょうがないとか、この仕事は他の人に頼めないなど、色々な職場の”空気”にやられて、退職(介護離職)まで追い詰められるのです。

なので、この男性の事例からもわかる通り、最初がとても肝心になります。他の記事でも言っていますが、ハイネ君は”極力、介護離職は避けるべき”という態度で警鐘を鳴らしていますので、この最初の時期に「1人で考えない、家族だけで結論を出さない」ってことが重要。

必ず初期の段階でプロを介入させて下さい。相談先等については、こちらに記述していますので、参考までに貼っておきます[親の介護は突然に]1分でわかる、介護お悩み相談!相談先など詳しく教えます。

介護相談のプロである地域包括支援センターの職員やいわゆるケアマネージャーが介入すれば、まずは仕事を辞めずに生活を継続できる方法を一緒に模索してくれます。というよりも、ハイネ君の経験上、相談のプロが関わったケースで介護離職した方はいらっしゃいません。やはりそのぐらいまずはプロに相談することっていうのが、重要になるわけです。

責任感の強い方、親に迷惑かけてきたから親孝行がしたい、そんな方に介護離職者は多いです。遅かれ早かれ介護は終わります。その先、残されたあなたの人生はどうするつもりですか?まずはよくその辺を考えて、極力介護離職は避けて下さい。

50代での再就職、かなり厳しいです。50代といえば管理層が多いですが、もし上手く再就職できたとしても、ほとんどの方は前の仕事より給料は下がります。これが現実です。

「親の介護は突然に」これはハイネ君の記事群のキーワードにもなっていますが、ほんとに突然来た時に慌てなくていいように事前に家族間で話し合いをしたり、一番重要な”情報収集”を行うように気がけておいて頂ければと思います。

こちらの記事は”介護離職”について、もっと詳しく企業側の対応や個人の対策など書いています。必ずこちらも読んで頂くことをお勧め致します。介護離職する前にコレ読んで。現状~個人的対策まで。

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