どうも、ハイネ君です。

今回は、介護離職について現状と企業がやるべきこと、個人的対策まで書きます。

とにかく、今まさに親の介護と仕事の両立に悩んでいる方!

あるいは、もう介護に専念する為、仕事を辞めようとしている方!

そんな皆さんに届けぇえええ!って思いで書いていきます 笑

では、ハイネ君、始めます。

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介護離職者、年間10万人!!


最初に一言ですが、介護の日に実施されたアンケートの中で、

介護離職って言葉を勘違いされてる方が多いというニュースを見つけました。

ほとんどの方は、介護の現場で働いている人が、
その職場を辞めるって意味で捉えているようですが、違います。

普通に一般の企業で働いていて、(ほとんどが)親の介護が必要になった為に

会社を辞めざるを得なくなった。これが、『介護離職』です。

で、平成19年から介護・看護を理由に離職した人は毎年約9万~10万人にのぼります。

就業構造基本調査の表を貼りますね。
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(平成29年度も調査が行われていますが、平成30年7月頃の公開予定です)

年間10万人ですよ?これはかなり驚きの数字です。

ほとんどの業種が人手不足で悩んでいる中、10万人が介護を理由に離職しているのです。

これは政府も介護離職ゼロを掲げる意味がわかるし、

社会全体で取り組むべき課題と言えますね。

政府が掲げている公約はこちら。
介護のための政党はどこ?2017衆院選公約徹底比較!

それから、上の表ではわかりませんが、離職者は女性のほうが多いです。

しかし、近年の問題として、「息子介護」が急増していて、男性の離職者も増加中です。

息子介護の現状や理由はこちら。
息子さん!親の介護は嫁さんがしてくれると思っていませんか?

この記事には書きましたが、息子介護となり主たる収入源の男性が
離職に追い込まれる原因は、嫁さんだって自分の親の介護をやってて、
旦那の親まで見る余裕がないとか、そもそも嫁さんノータッチみたいに
様々ですが、やはり社会全体で考えても主たる収入源の方の離職は問題ですね。

今でもほとんどの業種が人手不足で悩んでいる中、離職されては困るし、

離職する方もほぼ間違いなく、経済的に、精神的にも困っていくのです。

☆こちらの記事は、所得税増税について。在宅介護者は必見です。
[所得税]在宅介護者には増税せず!施設介護も調整。介護業界に朗報か?!

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介護離職する前に、個人的対策を知ろう!(イチオシ!)


忙しい方はこのページだけでも見てって下さい!ってぐらいここ大事。

個人的な対策で重要なことは、”事前の行動”と”情報収集”です。

・事前の行動について。

事前の行動としては、今働いている企業側の介護に対する支援体制が
どの程度なものか調べておくこと。

そして、上司に親の介護が必要になりそうな状況を前もって報告しておくこと。

これ結構重要で、ハイネ君の在宅系の記事を見て頂くとわかりますが、

キーワードは「親の介護は突然に」です。

親の介護って意外と急にきたりするので、そっから慌てふためく人多数。

なので、前もって調べて、前もって報告を入れておく。これは重要なことです。

・情報収集について。

『介護休業法』を頭に入れておくことと、介護サービスの種類を調査しておく。
この2点の情報収集がカギとなります。

まずは、『介護休業法』一番わかりやすかったので、こちらをお借りしました。
(クリック拡大)
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(出典:みんなの介護)

それから、『介護休業給付』という制度があります。
休んでいる間、お給料が出ませんので、経済的な支えはかなり重要。
だいたい、給料の67%が貰えます。

詳しくはこちらにリンクを貼りますので、のぞいて見て下さい。
介護休業給付とは・・・。

情報収集2点目ですが、介護サービスの種類を知っておくこと。

今のご両親の状態に合わせて、あぁこのサービスを使えば、
仕事続けられるなぁとか、前もって申し込んでおけば、いざという時困らないなとか。

そんなことを事前に思い描いておくこと。これが重要なんです。

だいたい、3パターンです。もしくは、その組み合わせ。

1.日中、通所系のサービス(デイサービス等)に通う。

2.ショートステイに預けて、見てもらう。

3.施設への入所をする。

ここにはサービス内容の詳細は書きません。
相談先については、こちらの記事を。
[親の介護は突然に]1分でわかる、介護お悩み相談!

施設を考えるなら、この記事を。
老人ホームの費用、徹底比較!施設選びをするならコレ読んで!

入れる施設がなくて困ったら、この記事を。
入れる老人ホームがなかったらココ!(ショートステイ活用術)

先に情報だけお伝えしましたが、私が言いたいこと。

『極力、介護離職はしないで下さいね!』これです。

どこをどう調べても、誰に聞いても介護離職して最高!ってことはないです。

そりゃ、親と過ごす時間が増えて親孝行ができたとか、

親との関係性を見つめなおすことができたなんてことはあります。

でも、収入なくなるし、再就職しようとしても50代の転職は
上手くいかないことが多いのです。

どこかの記事で見ましたが、どうにも再就職等上手くいかず、
”ホームレス”になった方もいます。

なので、介護離職は極力避けるべきもの。

あぁ、もう無理!仕事辞めよ!ってならないで下さい。

なる前に考えておいて下さい。ハイネ君からの渾身のメッセージです。

☆こちらの記事は民間介護保険の記事。参考にどうぞ。
親の介護にお金出せますか?認知症にかける保険とは。3社を厳選!

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企業側に求められる対策


介護休業法が施行されて、介護離職の問題も大きく取り上げられるようになり、

企業は随分と対策をしているみたいですが、やはり毎年離職者が減らない。

まぁ、それだけ介護を必要とする方が2025年までにもっと増えるので、

今後も減少しにくいことは分かりますが、ここで歯止めをしないことには、

よりよい社会とはなっていきませんね。

まずは介護休業法に記載されている休暇や短時間勤務等は

最低限支援して頂きたいものです。

なかなか企業側の支援が広がらない、浸透していかない理由、

それは、「空気」だそうです。

ただでさえ人手不足の上に「えっ、介護で休むの?男のくせに?」みたいな空気。

これがかなりまだ根強く残っていて、じゃぁ会社に迷惑かけるぐらいならって

辞める人が多いわけですね。

ただ、近頃は介護を理由に転勤を断る男性職員が増えて、企業も苦慮しているとか。

ハイネ君としては、日本の転勤制度自体がもう古いと思っています。

転勤って人生変わるし、子供も転校ばっかりでかなり人生左右されるんです。

そんな企業のために子供の人生まで左右される時代は終わりにして頂きたい。

企業も時代の流れにのって、シフトしていかないといけませんね。

1人に仕事を任せるから休みづらくなります。

地元で介護してるのに転勤させるから辞めたくなります。

1つの仕事でも、1人に任せきりではなくて、
休んでも代わりの誰かができるような体制を整える。

転勤の制度そのものをなくすなど、企業の努力、今後に大きく期待したいと思います。

☆こちらの記事は施設を選ぶ際には必ず読んで頂きたい記事です。
人生が変わる老人ホームの選び方。住むとこで人生って変わるんです。

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”介護離職ゼロ”実現へ!


自民党の公約になっています。”介護離職ゼロ”実現。

詳しくはこちら。介護のための政党はどこ?2017衆院選公約徹底比較!

これには私も賛成で、何度も言いますが、
「極力、介護離職は避けるべきです」

いざ介護が必要になった時の保険で、介護保険料を納めているわけです。

なので、適切に介護保険サービスを利用しながら、今の暮らしを維持すべきです。

ただ、ここが難しいところで、社会保障費が膨らみすぎて、

政府は介護保険サービス利用を抑制しにかかっています。

さらには来年夏施行の改正介護保険法で、要介護の判定が厳しくなり、

介護離職者が急増すると予想されています。

その理由等詳しくはこちらの記事に記載しています。
在宅介護者、夏の仕事BAN祭り。来年8月介護離職急増のワケ。

介護離職ゼロを掲げながら、やってることは逆なんですね。

よく見ると、もうむちゃくちゃ。

ただ、もうこれは決定事項なので、受け入れるしかありません。

なかなか夢のない記事となってしまいましたが、

読んで頂いた皆さんが、事前の準備と情報収集等で、

何とか介護離職を避けて通り、良い暮らしの実現ができるよう切に願っております。

追加の情報等ありましたら、またアップいたしますので、

その時はまたお付き合い下さい。ご一読ありがとうございました。

☆こちらの記事は、親の介護をする予定の方、されている方、必見です。
親の介護を考えるならコレ読んで!特に故郷に親を置いてきたあなた!

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